2017年11月2日(木)
法務省・大阪矯正管区で、管内の刑務所・拘置所などの施設長の方々を対象に「パワーハラスメントの防止」について研修の講師をさせていただきました。
パワハラは、事前防止できればそれに越したことはありません。しかし、どれほど予防に努めても起こってしまうものです。そこで、パワハラの予防から発生したときの対処まで動画・資料を見ながら一緒に考えました。
上下関係の厳しい職場におけるパラハラ防止についてといった質疑もありました。
研修では、講師作成テキストのほか、人事院のパワハラ防止ハンドブック、厚生労働省が公開している研修用動画を使用しました。
2017年11月11日(土)
11月11日(土)~12日(日)大阪刑務所で「矯正展」がありました。
大刑では、現在、収容者が1800人います。
刑務作業として、金属・木工・印刷・伝統工芸のほか、携帯電話やパソコン等のいわゆる都市鉱山からレアメタルの回収もしています。
受注すれば年賀状の印刷もします。
若い刑務官は所内で柔道の稽古をするそうです。
映画「網走番外地」シリーズを思い出しました。
平成29年11月9日(木)
2月に受任した外国人の刑事事件で10月末、「懲役3年、執行猶予5年」の判決があった。
被告事件5件、訴因変更3回、要通訳事件で大変だった。被告人は、拘置所で「95%実刑」と言われていたらしい。
大使館や本国と何度も連絡を取っていたが、なんとか本国に帰れることになった。
判決後、ただちに大阪拘置所から大阪入管へ移管された。
11月14日強制送還予定であり、通訳人を伴わずに最後の面会。拘置所でルームメイトが見せてくれた雑誌のグラビアは、イスラム教国の本国では見られないとのこと。