大弁第39回囲碁大会

平成28年11月15日(火)

 

平成28年11月11日(金)

初戦。白番。

黒は、初手天元から五々2つという意欲的な布石で中原を志向。

白は、二連星から下辺星に展開、さらに左辺に割打ち、左下隅星に飛び込んで地で先行。

黒は、打ち込みや抉りで白を攻める。

白、小石を捨てて堅実に手厚くゴールを目指す。

熱戦2時間半、白中押し勝ち。

 

 


 

平成28年12月2日(金)

第3戦。白番。

黒模様を消しに入った白を力戦家の黒が攻め立てます。早撃ちマックの猛攻が火を噴きます。

白は中央以外に弱い石がなく、そう取られる石ではありません。

黒が寄り付きましたが、白の地合いの貯金が大きく、盤面ジゴでした。

対局場の照明がつかず、管理の方につけてもらいました。「闇仕合」になるところでした。

 

平成28年11月15日(火)

弁護士会では「いい遺言の日」法律相談日。

第2戦。白番。

黒は小目小ゲイマ締まりと星、白は、星と小目というオーソドックスな布石。

白、左辺に割打ち。

黒、右下隅の定石の完成途中で、右上隅星にかかる。アルファ碁を想起させる。

白、左上隅、黒の大ゲイマにひらいた星につけて行く。

ゆっくりとした細碁模様で「半目勝負」の予感。

黒は、序盤から2線に石が行かない美しい碁。ところどころで華麗な手筋を繰り出す。

中盤、中央が黒っぽくなったが、白、黒の薄みを突いて寄り付かせず。

黒、ハネツギで得を重ねるが、さいごに痛恨の見落としで追い落とし。

3時間で終局、盤面でも白がよくなった。

 

 

平成28年12月15日(木)

決勝戦。黒番中押負けで準優勝でした。

修習同期で同クラスの友人が将棋大会優勝でした。


第37回法曹囲碁大会

平成28年11月23日(水)於日本棋院

 

東京の日本棋院で全国の裁判官・検察官・公証人・弁護士があつまる囲碁大会が開かれました。

右は、私の黒番。

このあと上辺に白が入ってきて戦いとなりました。

あとでほかの参加者から

「対局を見ていましたよ。」

「独創的な碁」

などと言われました。

「世界一厚い碁」を目指しています。