司法修習生の捜査弁護ゼミに参加しました。刑事弁護委員会のしごとです。
依頼の相談からはじまり、受任上の注意、逮捕・勾留、保釈や不起訴に向けた弁護活動など濃密な内容です。経験したことがないような事例もふくまれています。
私は「名ばかり講師」でしたが、名だたる弁護士の先生方の経験や工夫を聞くことができました。列席した先生の著書をわたしは座右に置いています(じつは民事のほうですが)。
こういう勉強は、自分でなやみを抱える実務に出てからのほうが役立つ面もあります。
教室を出た帰りみち、修習生から刑事弁護スピリッツを感じさせる熱心な質問を受けました。